ただのギャンブルとは一線を画した奥の深いルールに魅了される人が相次ぎ、日本で急速に流行りつつあるポーカー。
2024年現在、日本では実際に現金を賭けるポーカーは違法であり、お金を払ってポーカーすることしかできません。
そこで、海外で実際に現金を賭けてポーカーをやってみたい、でもどの国のどこでやるのがいいのか分からない、という方に向け、筆者の経験も交えたおすすめの場所5ヶ所を紹介します。
海外ポーカー初心者におすすめの国 5選
日本のアミューズメントポーカーに通って腕も上がってきたし、そろそろ海外でポーカーしてみたいな… でも実際どこの国が条件的にいいんだろう?
ポーカー歴2年半、8か国でポーカー経験のある私が多角的な視点でオススメを紹介しよう!
筆者が実際に行った国を含め5つの国を、「プレイヤーレベル(低さ)」「ポーカー環境」「生活環境」「アクセスの良さ」「治安」の観点からズバリ挙げます!
(※為替レートは2024年8月現在)
- アメリカ(ラスベガス)
- フィリピン
- スペイン
- 韓国
- カンボジア
アメリカ(ラスベガス)
プレイヤーレベル ★★★★★
ポーカー環境 ★★★★★
生活環境 ★★★★☆
アクセスの良さ ★★★☆☆
治安 ★★★★☆
(アメリカは広大すぎて、多くの州・都市でカジノ・ポーカールームがあるため、上記評価はラスベガスに絞っています。)
アメリカはポーカー発祥の国。老いも若いもポーカー大好きで、プレイヤー母数が桁違いに大きいため、ポーカーができる場所、テーブル数、そしてレベルの低いプレイヤー、観光客プレイヤーも多いです。
ポーカープレイヤーレベルの低さ、ポーカーを打つ環境は世界トップと言えるでしょう。
もちろん世界トップレベルのプレイヤーたちもたくさんいますが、初心者が選ぶ低レートのキャッシュゲーム、安いバイインのトーナメントは本当に狙い目です。
筆者は初めての海外遠征でラスベガスに3週間滞在し、しっかり勝つことができました。
難点といえば、日本からはやや遠く直行便がないこと、物価の高さでしょうか。
フィリピン
プレイヤーレベル ★★★★☆
ポーカー環境 ★★★★★
生活環境 ★★★☆☆
アクセスの良さ ★★★★☆
治安 ★★☆☆☆
フィリピンにはマニラ、アンヘレス、セブ島など複数箇所でカジノ、ポーカールームがあり、かなり流行っている印象です。特にマニラには10箇所以上あり、アメリカに次いでポーカーをする場所を選べる国です。
また低レートゲームが充実しており、マニラのMetro Card Clubでは世界一安いレートと言われる25ペソ/50ペソ(25円/50円)の卓があります。その他の多くのカジノも最低レートは50ペソ/100ペソ(50円/100円)があり、初心者にはとても優しい環境が整っていると言えるでしょう。
プレイヤーは概してフィリピン人が多く、レベルは低め。ギャンブラーが多い印象を受けます。
日本から近いのでアクセスはいいのですが、特にマニラは場所によっては少し治安に不安がある場所があるので、滞在場所や行きたいポーカールームなど事前に情報収集をしておきましょう。
スペイン
プレイヤーレベル ★★☆☆☆
ポーカー環境 ★★★★☆
生活環境 ★★★★★
アクセスの良さ ★★★☆☆
治安 ★★★☆☆
ヨーロッパの中で最もポーカーが盛んな国の一つ、スペイン。
バルセロナ、マドリッド、セビージャなどメインの大都市には大体1つ以上ポーカーができるカジノがあります。
レートは最安1€/2€(160円/320円)から。1€/3€が最安のカジノも多いです。
総じてプレイヤーのレベルが高く、手堅く打つ人が多い印象がありました。実力を上げていくにはいい環境かも知れません。
ヨーロッパの西端で日本からのアクセスはイマイチですが、観光大国であり美食の国でもあるスペインで、観光や食事も楽しみながらバランスよくポーカーをやってみたい、という方には大変魅力的な国だと思います。
ただスペインの大都市ではスリが多いことで有名です。バルセロナで最も有名で筆者も行ったことのあるCasino Barcelonaの近くでは、カジノ帰りの日本人YouTuberが生配信中に首締め強盗に合うという事件もありました。
滅多に合うことではないと思いますが、くれぐれもカジノへの行き帰りは気をつけて、タクシーやUber等を使って移動するよう心がけましょう。
韓国
プレイヤーレベル ★★★☆☆
ポーカー環境 ★★☆☆☆
生活環境 ★★★★☆
アクセスの良さ ★★★★★
治安 ★★★★★
韓国ポーカーの特徴は何と言ってもアクセスの良さでしょう。日本から最も近くでポーカーをできる場所です。ただ、安定してキャッシュゲームができるのはソウルにあるParadise Walkerhill Casinoか仁川のParadise City Casinoしかないので、選択肢は少ないですね。またレーキが10%と高めです。
どちらも最低レート1$/3$(150円/450円)からあります。カジノは外国人専用で、日本人のプレイヤーも多く、レベルはやや高めのことが多いです。
日本からすぐに行けて、食事や文化も近いお隣の国ですので、日本人プレイヤーの海外ポーカーデビューに良く選ばれる場所だと思われます。
カンボジア
プレイヤーレベル ★★★★☆
ポーカー環境 ★★★☆☆
生活環境 ★★★☆☆
アクセスの良さ ★★★★☆
治安 ★★★☆☆
カンボジアは東南アジアでキャッシュゲームが打てるカジノがある稀有な国の一つです。
世界的に有名な観光地アンコールワットがありながら、生活物価が安く、滞在費を抑えながらポーカーをできる点が最大の魅力です。
ポーカーができる場所は首都プノンペン、リゾート地のシアヌークヴィルで、選択肢は多くありません。
安定して卓が立ち賑わっているのはプノンペンのNaga Worldです。1$/3$(150円/450円)が最低レートで、地元のカンボジア人と外国人が半々と言ったところです。プレイヤーのレベルは平均よりやや低いという印象でした。
Naga Worldは大きなカジノホテルであり、たまに1日一定時間以上ポーカーを打てば宿泊費無料で滞在できるというプロモーションを行なっているので、そういった点でも生活費を浮かせてポーカーだけに集中できる場所ですね。
番外編
メキシコ
筆者はメキシコ滞在が長く、実はポーカーもメキシコで始めました。個人的に思い入れが強くポーカーデビューにオススメしたい国なのですが、何せ日本からは遠いので、番外とさせていただきました。
メキシコシティ、グアダラハラをはじめ多くの都市、観光地のカジノでポーカーテーブルがあります。
レートは最低10ペソ/20ペソ(80円/160円)からあり、気軽にプレイすることができますが、25ペソ/50ペソ(200円/400円)が最低のカジノも多いです。
プレイヤーのレベルは低く、気さくでフレンドリーな人が多いです。スペイン語が多少分からないとコミュニケーションが難しく、ポーカー自体に支障が出ることもありますが、そこはポーカーの腕にはあまり関係がないところですね・・・。数字だけでも覚えていけば、ラテンのノリで多少のミスは多めにみてくれます!
カジノの周りの治安は筆者の感覚では全く問題ありませんでしたが、大金を持ち運ぶことになるので少し距離でもUber等を利用することを強くお薦めします。
スペイン語が話せる、もしくは勉強したい、ラテン系の国に興味がある、という珍しいポーカープレイヤーがいましたら、メキシコは是非オススメです!
ポルトガル
筆者はポルトガル第二の都市Portoの近くにある小さなリゾート地「Espinho」のカジノに通っていた時期があります。
ここは最低レート1€/2€(160円/320円)が毎日2テーブル以上立っており、週末は小さなビーチリゾートのカジノにしてはかなり賑わいます。そしてプレイヤーレベルもヨーロッパにしてはかなり低い方だと感じました。
意外と国際色豊かで、英語が通じるプレイヤー、ディーラーも多いのでコミュニケーションは英語が多少分かれば大丈夫です。
レーキが高いのが玉に瑕ですが、初心者の方でヨーロッパに行くついでにポーカーデビューしてみたい、という方には穴場だと思います。ポルトガルは美しい自然と文化が残る素晴らしい国でヨーロッパの中では物価も安いです。
また、ポルトガルのカジノは大都市というよりは観光地に点在しており、他の観光地のカジノも狙い目かも知れません。
まとめ
海外ポーカー初心者におすすめできる、ポーカーが打てる国を5つ(番外編を合わせて7つ)、さまざまな観点から挙げました。
人によって重点を置くところが違うと思うので、敢えて順位づけはしておりませんが、今回挙げた場所は初めてでも勝てる確率が十分にあると思います。
ですがご存知の通り、ポーカーに絶対はありません。短期間ならなおさらです。
自分のバンクロールと相談しながら、無理のない範囲で挑戦してみてくださいね。
少しでも読者様が海外ポーカーデビューする際の助けになれば幸いです!
Good Luck!
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