岡慎之助の手術をした病院・担当医が凄かった!パリ五輪での大活躍を支えた方々の感動秘話

人物

ついに閉会式を迎えた2024年パリオリンピック。数々の感動を与えてくれた日本選手団の中でも、金メダル3つ、銅メダル1つと際立った活躍をした、体操・岡慎之助選手。

20際のニューヒーローの笑顔に癒された方も多いのではないでしょうか?

そんな岡選手、実は2年前、跳馬の競技中に右足の膝前十字靭帯を断裂し、全治8か月の大けがを負っていました。

そんな大怪我の手術を担当し、絶望の岡選手を救って見事復活させる大きな役割を担った病院の正体を調査してみました。

すると、逆境を跳ね返した岡選手を手術の前後に支えていた人物たちが浮かび上がりました。

岡慎之助の手術をした病院と担当医

手術をおこなった病院

岡選手の手術を担当した病院は、

AR-Ex Medical Group

スポーツに特化した整形外科クリニックで、日本全国に8施設を展開し、数多くのスポーツ選手の手術実績があります。

担当医

岡選手の手術を担当した執刀医は、

英俊 さん

林 英俊さんメモ

  • 膝前十字靭帯手術を中心とした外科手術の第一人者
  • 手術経験:5000例以上
  • 資格 
    • 医学博士 日本医科大学大学院卒
    • 日本整形外科学会専門医
    • 日本スポーツ協会スポーツドクター
  • チームドクター経歴
    • 読売ジャイアンツ チームドクター
    • KONAMI体操部 チームドクター
    • 内村航平 専任メディカルサポートドクター
お答え猫
お答え猫

あの日本体操界レジェンドの内村航平さんの専任ドクターでもあったのですね!

林医師は岡選手の手術を振り返って、「実はとても難しい手術だった」と言います。

膝が正常な範囲を超えて伸びてしまう「反張膝(はんちょうひざ)」という体質があった岡選手が、体操でトップレベルの競技ができるまでに回復するには、相当に精密な手術が必要だったようです。

あらゆる構成要素を踏まえ、最適な術式を選び、完璧な手術を実現するには、素人には想像もつかないレベルの技術なのでしょうね!

そんな大手術を成功させた林医師との出会いがなければ、岡選手の現在の活躍はなかったかも知れません。

パリ五輪での大活躍に至るまで支えてきたその他の方々

スポーツ整形外科医

岡選手を高校時代から支えるスポーツ整形外科医がいます。

面谷 透 さん

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面谷 透さんメモ

岡選手は高校1年生の時、まだ体が十分に発達し切れておらず、成長軟骨に大きな障害を抱えていました。彼の持つ競技レベルのポテンシャルに対して体の成長が追いついていない状態だったのです。

その頃、岡選手を健診していた面谷さんは、手首や肘の幹部に「集束型体外衝撃波」という特殊な治療を施し、骨の修復を促し、当時の監督に競技についての助言を行っていたそうです。

高校時代の素晴らしい出会いが岡選手の現在に至る成長を支えていたんですね!

リハビリ担当理学療法士

岡選手の手術後のリハビリを担当した理学療法士は、

日高 宏一郎 さん

日高 宏一郎さんメモ

  • 膝関節専門の理学療法士
  • 専門分野:体操競技
  • 学生時代は体操部所属

岡選手の大手術後、リハビリ担当医として2人3脚で数ヶ月に及び岡選手を支えてきました。

自身も体操経験があったことから、岡選手もさぞかし心強かったことでしょう。

岡慎之助プロフィール

2003年10月31日生まれ 岡山県岡山市出身

2019年 極めて異例ながら社会人の競合チームである徳洲会体操クラブに入部し、練習場の都合のため鎌倉市に転居

2019年 世界ジュニア体操競技選手権 団体総合・個人総合金メダル、あん馬で銀メダル、平行棒で銅メダルを獲得

2020年 全日本高等学校体操競技選抜鯖江大会 個人総合3位、あん馬3位、ゆか2位

2021年 北信越総体2021 個人総合3位、あん馬3位、平行棒3位

2022年 全日本選手権 予選を3位で通過するも4種目の跳馬の着地に失敗し、右足の膝前十字靭帯を断裂、全治8か月の大けがを負う

2023年 アジア体操競技選手権 団体総合2位、個人総合1位、平行棒2位、鉄棒2位

2024年4月 全日本選手権 個人総合2位 平行棒2位、ゆか3位

2024年5月 NHK杯 個人総合で初優勝 パリオリンピック内定

2024年8月 パリオリンピック 団体総合・個人総合・鉄棒金メダル、平行棒銅メダル

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